2009年 05月 21日
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先週末から、睡眠時間の少ない毎日が続いていた。僕の最近のワークスタイルには珍しく、デイタイムでカバーしきれない量の仕事を請け負い、朝から朝まで仕事というスタイル。結婚前を思い出す。
徹夜明けで昨日は朝上野へ。「くもりな」のCDジャケットを撮影。廃校になった小学校を使ってのロケは雰囲気も良く、いつもよりも多くのカット数を切ったように思う。
その後昼間から御徒町でメンバーとADの軍司匡寛さんと飲む。日も高い内から上野の飲み屋は満員で、僕らは僕らで音楽の話や恋の話で盛り上がった。
帰りの山の手線は完全に爆睡し、気がつくと池袋だった。
渋谷まで戻ってビックカメラでバック紙を買い、目黒まで帰った。家に着くとどっと体が重くなり、動けなくなった。
0時に起き、風呂に入って夜の住宅街をモモと散歩。ようやく体の重さが消えてきてからバック紙をセットしひたすら物撮り。4時に終わりコンビニに飲み物を買いに行くと、月が輝いていた。この季節は4時半には空の色が薄くなりはじめることを久しぶりに思い出した。屋上で月を撮った。いい写真が撮れている、という気分だけで体がすっと軽くなった。
それからテキストを書き始め、7時就寝。
10時に起きて、また再開。
午後はカメラを持って撮り歩いているシーンを撮りにシンジさんが。ちょうど相談したいことがあり、その後クラスカでお茶を。
ロスから映像のディレクティングの仕事のオファーが来ている。今まで、映像は分からないからとPVの話などを流してきた。今回はドキュメンタリー映画。未知のジャンルへの興味と話の大きさが合いまり、今回はどうしてもその仕事に挑戦してみたい気持ちが沸き上がっている。今回も「自分は写真しか知らないから」という返答を最初したものの、「そんなの関係ない。とりあえずハリウッドに来い。来てみんなで話そう。私たちはそこに未来があると確信している。」という言葉に心が傾いた。シネマトグラファーという聞き慣れない職業に、ロスに行ってやってみようと、もう心に決めてしまっているように思う。
by ryoohwada
| 2009-05-21 21:48