2007年 11月 13日
AtoZ |
たまに自分の写真集やmacの中の膨大な写真のデータを見ていると、作品の振り幅というか、被写体だったり捉え方だったりいろいろなものがめちゃくちゃだな、と思う。それはなぜかと考えた場合、その中でもいろいろな考え方をする自分がいて、正論と矛盾が随分乱れ散って行ったような気がする。
もちろん、作品を発表する時にはいくらかの説明をする義務が付いて回るから、それに対しては出来る限り率直に、誠実に答えようとしている。今分かっているのは、僕は様々な事柄に対して矛盾を抱えていて、それに対してどう対処するかと言えばひたすら撮り、それをまとめていくことが一番近道のような気がしているということだけだ。一つ一つのシリーズにおいてのコンセプトやステートメントはその一段上に存在しているような感じがする。
棚を漁っていたら今までにやった個展のDMがいろいろと出てきた。ちゃんとしたギャラリーからゴールデン街のBARまで。国内、海外。
なんだかそれを見ていたら、まぁそりゃそうなるよな、と思った。
by ryoohwada
| 2007-11-13 01:03