2011年 08月 22日
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車を借り、メルボルンから南のモーニントン半島を目指した。雲一つ無い快晴で、暖かい日だった。
オーストラリアでは右ハンドル左車線だから、日本での運転との違いはあまり感じない。ただ、交差点のほとんどはラウンドアバウトという円状になっていてそれに沿って走りながら抜けていく。そこでは右からくる車が優先となるので、それさえ気を付ければ良い。シティ内だけは少し複雑で、フックターンと呼ばれる二段階右折が必要な道や左折禁止の道などがある。
トールウェイ(有料道路)を抜け、海沿いをフランクストンという街まで南下する。そこで妹の友人のガブリエルとミニチュアシュナウザーのドロシーに合流し、その車に付いてさらに南へ。途中はワイナリーや牧場が広がり、中にはアルパカが闊歩する草原地帯があった。
フリンダースという小さな街の近くの海辺で昼食を摂り、モーニントン半島の南端のケープシャンクへ向かう。
切り立った岩山に激しい波が打ち付けている。娘たちは貝殻を探すのに夢中になっていた。風景が大きく、広い。植物も普段見かけるものとは違うためか、遠景を望むとパースペクティブが歪んだように感じられる。
帰りの道を走らせていると側道に車に当たったのか、カンガルーが横たわっていた。上の娘はなにかすごいものを見た、というように随分興奮していた。オーストラリアでは夜行性の動物が多く、夜間の走行ではそういった動物との接触事故が大変多いらしい。
浜辺や岩場ではしゃいだおかげか、その日は疲れたようで娘たちはぐっすりと眠っていた。
by ryoohwada
| 2011-08-22 19:51