2012年 08月 21日
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朝起きるとブラインドに日が射しているのが見え、窓を開けると快晴だった。まだ早い時間だったが、もう空気は暖まりはじめていた。
天気が良い日に行こうと約束していた動物園へ娘と向かうことにした。一年前に来たことをよく覚えていて、マップを広げながら「ライオンとペンギンと、コアラとゾウと…」と自分の見たい動物がどこにいるのか確かめる。「バタフライのところは一番最後に行こうね」と楽しそうに言い、はじめは雪豹やライオンのいる場所へ足早に進む。
ラッコや様々な魚のいるアクアリウムは照明が暗く、去年もここで少し怖がりながら観察していたことを思い出す。
お目当ての蝶の温室に行くと、きらびやかな蝶の群れに手を伸ばす。手の甲に一匹の蝶が乗ると満足そうにそのまま歩き、「手が温かいのかなぁ」と嬉しそうに話す。
動物園を出てから電車でシティまで戻り、娘の靴を買った。それから、安く売られていたマーティン・ムンカッチの写真集を見つけ、少し重かったが買って帰ることにした。
家に帰ると、僕は写真集を眺め、娘は新しい靴を履いて家中を歩き回った。
by ryoohwada
| 2012-08-21 20:46